ジョッゴ株式会社

購買体験を迅速アップデートし指標を向上。ECサイトも体験重視へ。

コロナの影響によって縮小する贈り物への需要。ECサイトでの購買体験を迅速に改善する体力をPtengineでカバーし、さらなる体験向上に取り組まれています。

公共政策室 サイト運営リーダー

渡辺 健太郎 氏

JOGGOのようにPtengineでビジネスを成長させよう

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ジョッゴ株式会社はソーシャルビジネスを展開する株式会社ボーダーレスジャパンを母体とし、子会社化した会社です。グループ創業者と現バングラディシュ代表が出会い、バングラディシュの貧困層に雇用を創ることをミッションに事業開始しました。今回はJOGGOで事業開発とサイト運営を兼任される渡辺健太郎さんに、JOGGOの事業内容とPtengineのご利用状況についてインタビューさせていただきました。 

インタビューのポイント! 
①JOGGOがサービスを通して実現したいこととは
②コロナ情勢が売り上げに影響する中で効果的だった施策とは
③顧客体験を重要視する中で見出したPtengineの価値とは 



ソーシャルビジネスで生まれたカスタマイズできるECサイト 

JOGGOが提供するのはオンライン上で革製品をカスタムオーダーできるサービスです。 サイトでお客さんが財布やカバンをカスタマイズし、そのオーダー情報がバングラディシュの工場に転送され、スタッフが制作を開始します。素材はバングラディシュの資源である牛革を利用し、更に現地スタッフが製造過程を全て行うことで雇用を増やしています。また、通常オーダーから21日で配送しますが、国内製造の8日の特急便もあります。その場合は、給与が安定しづらい障害者枠の雇用の文脈によって設置された国内の工場にて製造される仕組みとなっております。 

このサービスのターゲットは20代前半、恋人への贈り物として購買されるケースを想定していますが、このコロナ情勢下で大学生の外出や、恋人を持つ人が少なくなっており売上も落ち込んでいます。 

バングラディシュの雇用も過去の水準を下回っており、今年は何とか水準まで戻そうしています。来ていただいたお客様の視点で使いやすいサービスにするために、よりPtengineを活用していきたいと考えています。 

体験が指標にも影響。いかに購買体験を楽しんでもらえるか 

Q. 実際にPtengineを使ってどのような施策を実施されたのでしょうか。 

弊社はお店作りに対しては非常に強いこだわりがあり、製品の並べ方一つとっても来ていただいたお客様にとって良いものかどうかというところを重要視しています。そういう意味でもPtengine Experienceは非常に便利で導入理由のひとつともなっています。

また、接客についてもその後継続的にサイトを利用していただける体験づくりができるよう、非常にこだわっていきたいと考えていますが、その中で「カスタマイズに悩む人たち」へ実施した施策がございます。 

我々のサービスはカスタマイズができるという特徴が長所にも短所にもなります。 自由度が高い分、悩むんです。これは相手のことを想っていれば当然悩むので悪いことではないのですが、この真心をどれだけサポートしてあげられるかが大きな課題にあります。 

そこでカスタマイズに断念し、トップページに戻った方に向け、カラーコーディネートの方法についてのコンテンツへ案内を出したのです。 

すると、案内出した人と出さなかった人ではCVRに2倍以上の差があったのです。仮説が実証されたと共に、カスタマイズ画面での課題がさらに表面化し、非常に価値のある施策となりました。 

Q. 利用においての不安はございませんでしたか? 

最初ツールをご提案いただいた時、チームメンバー自体少なかったのですが特にデザイナーが不足しておりまして、自分でデザインして配信できるのは非常に心強く感じました。 

クリエイティブ編集画面

 

一方で、「何をすればいいのか」、「ここでポップアップを出しても大丈夫なのか」というような不安は正直ありました。 

しかし、その点ではサポートが充実しており、非常に助かっています。上記のような曖昧な質問でも丁寧に聞いてもらえ提案までいただいたり、導入から利用施策を後押ししていただいています。 

サービスを“顧客視点”で眺め、顧客に寄り添ったサイトに 

Q. 今後はどのように利用していこうと考えていますか? 

昨年、12月のクリスマスに合わせてリニューアルを実施しましたが、初期のリリースでして今後バージョンアップしていく予定です。 

Ptengineではリニューアルで実現できなかったことを多くカバーでき、さらにデータ検証も深くできるので、テストしながらより効果の良いサイトにしていくのに非常に適していると感じています。 

テスト結果分析やユーザー属性分析が可能な配信レポート画面

 

例えば、インスタグラムであげている動画を商品ページで紹介したらよりイメージしやすいのではないかといった検証や、ファーストビューが大きすぎる可能性があるから縮小したらどう変化するかといった検証、コンテンツブロックを入れ替えることでのユーザー行動の変化など、まだまだやりたいことは多くあります。 

現在同時並行で、実際に購入していただいたお客様に対してのユーザー調査を実施しています。非常に弊社のサービスが愛されていることを感じつつも、お客様の目線でサービスを見ることの重要さを感じています。サイトでも、一歩引いて、お客様の立場で見ていくともっと体験をよくできるところが見つかってくると思います。そんな時にPtengineがあり、すぐに試せ、検証できる環境があることは本当にありがたいですね。