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2024/09/09 ヒートマップのデータ抽出可能日数を最大180日に拡張

2024年09月09日

この記事は約2分で読めます。

目次:

  1. ヒートマップのデータ抽出可能日数を最大180日に拡張 ー 長期的なトレンド分析
  2. カスタムチャンネルのカスタマイズ機能を最適化 ー 流入チャネル管理がしやすく

主な更新内容:

ご利用体験向上のため、今回のバージョンアップデートでは、Insightモジュールに2つの機能強化と改善を行いました。以下は詳細な更新内容です。ご確認の上、新機能をぜひご利用ください。

1. ヒートマップのデータ抽出可能日数を最大180日に拡張 ー より充実したデータで分析可能に

更新内容

お客様がユーザー行動をより充実したデータで分析できるように、ヒートマップモジュールの履歴データ抽出可能日数が従来の30日から最大180日に拡張されました。

ユーザー行動ヒートマップを参照する際、最大180日の期間を選択できるようになり、異なる時期のユーザー行動の変化を観察できます。また、ヒートマップの閲覧期間が最大180日になったことで、より長期的な分析に基づいてサイト訪問者のトレンドや傾向をみれるようになります

※データ抽出可能日数は購入プランのデータ保存期間(遡れる期間)によって、最大日数が異なります。

─例えば、無料プランはデータ保存期間は過去30日となるため、抽出可能日数も実質30日となります。)

留意事項

  • 流入元やページ内容の変化の考慮 : ユーザー行動のヒートマップは、流入元の変化やページ内容の更新に伴い変動します。これまでページに加えた変更およびそれに伴うユーザー行動の変化を考慮に入れた上で、データ分析を行ってください
  • ページデザイン改訂の影響 : ページデザインが更新された場合、過去のデータは新しいページレイアウトに正確に反映されない可能性があり、ヒートマップ表示に偏差が生じることがあります。

2. カスタムチャンネルのカスタマイズ機能の最適化 ー 流入チャネル管理がしやすく

■ 更新内容

Insight設定内のカスタムチャンネル機能が最適化されました。より本来の目的に沿ってご利用いただけます。

具体的な更新内容は以下の通りです。

  • 複数のUTMパラメータの認識サポート: 広告をカスタマイズする際、キーワードを選択すると、システムがURL内の他のUTMパラメータを認識し、データの完全性と正確性を確保します。

■ 使用例

以下のURLを想定します。

<http://ptengine.com/?gclid=1234567890&utm_campaign=campaign10086&utm_medium=banner&utm_term=heatmap>

gclidパラメータをGoogleからのトラフィックソースとして設定したい場合、カスタムチャンネル機能を使用すれば、以下のように設定できます。

これにより、パラメータ名にgclid=があれば、この流入は大分類で「キャンペーン」、 流入元はgoogleとして集計されます。

従来は同じ設定をすると、既に付与されている他のUTMパラメータ(utm_campaignutm_mediumなど)が認識されなくなり、機能として不完全でした。

しかし今回の更新以降は、付与されたUTMパラメータも正しく認識および分類され、チャネルの分析のより広いニーズに応えられるようになりました。

注意事項

  1. ルールの優先順位: 広告ソースを再定義する場合、新しいルールの優先順位は、現在のURLに含まれるutm_sourceよりも高くなります。例えば、上記のURLでは、他のutm_sourceパラメータが含まれていても、このURLの広告ソースはGoogleと認識されます。
  2. 設定以前に収集したデータの扱い: カスタムチャネルグループの設定は、設定以前に収集したデータに対して作用しません。

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