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2023/10/23リダイレクトテストパラメータ設定の最適化、フリッカー防止の最適化、A/Bテスト結果のCSVエクスポート実装など

2023年10月26日

この記事は約6分で読めます。

目次 

1、体験的設定と最適化

2、体験のレポート画面でCSVエクスポートが可能に

3、GA4連携精度の向上

4、その他の製品最適化

5、次回のアップデート予定

1、体験的設定と最適化

1)リダイレクトテスト設定画面のUI最適化

リダイレクトテストを設定する際に、特定のパラメータが含む場合に制限したテスト実行方法がわかりづらかったため、デザインを改善しました。

新しい設定インターフェースでは、集客するオリジナルページURLに対して、下記のように選択できるようになります

  • パラメータ有無に関わらずリダイレクトテストを実行
    • そのページに訪問すればリダイレクトテストが実行されます。
  • 特定のパラメータがある場合のみリダイレクトテストを実行
    • パラメータを識別し、指定したパラメータ条件沿ってリダイレクトテスト範囲を制限することができます。

2)アンチフリッカー機能の最適化

Ptengineでは、製品内でアンチフリッカーの有効/無効を切り替えることができます。

以前はデフォルトで有効にしていましたが、多様なテストの中で、テスト内容がファーストビューにない場合や、メニューなどインタラクティブに表示される要素へのテストの場合は、有効にすることが望ましくないことが分かりました。そこで、デフォルトで無効状態にすることにしました。実際のテスト内容に基づいて、アンチフリッカーを有効または無効にすることができます。

注意事項:アンチフリッカーを機能させるには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

  • Ptengineの基本タグを<head>内に設置する
  • GTMなどのタグマネージャーを使用した場合、アンチフリッカーコードを<head>内に追加する 詳細はこちら

3)モバイルのページエディタ幅を調整

以前Ptengine Experienceのモバイルエディタで適応していた画面幅は狭く、ページによってはデザイン崩れなどの表示問題が発生していました。

そのため、モバイルエディタの画面幅を375px(ページエディタ、ポップアップ編集画面を含む)に幅を拡大しました。この変更はユーザーに公開する内容に影響しません。

2、体験のレポート画面でCSVエクスポートが可能に

従来は、下記のヒートマップアイコンをクリックすると管理画面ヒートマップに遷移していましたが、移行後はウェブビューヒートマップが新しいタブで起動します。

体験のレポート画面でCSV出力を可能にしました。ABテストなどで複数のゴールを設定した場合は、一度で全てのゴールデータを出力することができます。

また、将来的なアップデートではより詳細なセグメントデータや、日別のデータを出力できるようにする予定です。

レポート出力機能をお試しいただき、更なるアップデートが必要、または期待いただける場合はぜひチャットからリクエストをいただけますと幸いです!

💡大量データや高度なデータ出力が必要な場合は担当者にお問い合わせください。

3、GA4連携精度の向上

ウェブビューは従来のヒートマップよりも閲覧性、拡張性ともに高く、ユーザーの皆様により快適な体験を届けられると考えております。以下に、Ptengineのウェブビューならではの機能をご紹介しますので、ぜひご確認の上、ご活用ください。

PtengineはA/BテストまたはWeb接客実施データをGA4に送信するための連携機能を提供しています。「Experiene > 設定 > 外部サービス連携 > Google Analytics4」にて有効にすることで自動でデータ送信するようになります。

今回のアップデートでは、以前の場合GA4がGTMを使用して設置されている場合、Ptengineがデータ送信してもGA4で受信されない事象がありましたが、Ptengineのデータ送信タイミングを最適化し精度向上いたしました。

4、その他の製品最適化

  1. Insightで設定したイベントが即時Experienceのゴール設定で選択可能に。
  2. Experienceのページエディタで編集した場合において、今までは該当要素がない場合も対象ページ内であれば集計対象となっていたが、今後は配信ページ上に該当要素の無い場合は対象とならないように調整。
  3. Experienceで作成されたポップアップを表示する際、デフォルトで表示効果を追加しユーザー体験を向上。
  4. 保存ページ機能のファイル保存仕組みを改善。
  5. セグメント条件変更で同時スクロール機能が解除されてしまう現象を修復しました。
  6. ウェブビューヒートマップの共有リンクが正常に開かない問題を修復しました。
  7. Experienceの体験作成時、URLでの画像アップロードが上手く反映されない問題を修復しました。
  8. PC画面のみだった体験ごとのサムネイルは、SPのみを対象とする場合はSPの編集内容が表示されるように修正しました。
  9. ユーザー属性のBool値を識別することができるようになりました。現在、TrueとFalseを識別することができます。

本件に関して、ご不明な点やご心配な点がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


次回のアップデート予定

次回は、以下についてアップデートする予定です。

  1. ページエディタ内および公開後の反映における安定性の向上
    • 時折テキストの編集や要素の挿入が繰り返し実行される問題の解決
    • 特定の状況で要素の挿入が効かなくなる問題の解決
    • エディタ内での変更が反映されない問題の解決
    • エディタ内での取り消しが時折効かない問題の解決
  2. ポップアップウィンドウのプレビューの最適化で、表示時スタイルが崩れる問題を解決。

そのほか、緊急度の高い製品ニーズや、皆さんの目的達成のために必要な要件がありましたら、ぜひ製品の右下にあるチャット、またはカスタマーサクセス担当を通じてお知らせください!

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。