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Webマーケターは一度しっかり 理解すべきドメイン知識

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Takashi Ando

アルコール二段 グロースチーム

2020年09月04日

この記事は約4分で読めます。

ドメインと聞くと、かつては転売などによって大きく稼ぐ時代などがあったのを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? 

特にインターネットが普及し始めているところ、このビジネスモデルでお金持ちになるケースは少なくなかったのです。 

 
そんなドメインですが、一度はきちんと理解しておく必要があります。結局、ドメインとは一体何なのかきちんと説明できますか?実はURLなどと混同して理解してい人もいるのではないでしょうか。Ptengineを利用していく上ではドメインに関する知識をきちんと備えておく必要があります。 
 
ここでは、改めてドメインについて解説をすることでPtengineの利用をよりスムーズに行えるようにしていきます。 

ドメインとは 

ドメインは「インターネット上に存在するコンピューターやネットワークを識別するための名前」です。

つまりインターネット上の「住所」のようなものです。IPアドレスも同様ですが、ドメインは人間寄りで覚えたり読んだりするのが簡単なことに比べ、IPアドレスは機械寄りで実際にパソコンが処理しているものです。

ドメインとIPアドレスと連携することによって、一つのドメインは一つのIPアドレスしかに対応できないが、一つのIPアドレスは複数のドメインに対応できます。 

 
具体的なドメインの見え方は? 

Ptengineのホームページ(https://www.ptengine.jp/)を使って説明します。正解はptengine.jpの部分です。全体はURLと言います。ちなみにwwwはホスト名です。ホームページでは、ドメインの前に「www」のような文字列(ホスト名)と、区切りの意味がある「.」が追加されて「www.ドメイン名」という形で形成されます。 

意外に多いドメインの種類とディレクトリ 

 Ptengineのウェブサイトを使って説明します。ptengine.jpはメインドメインと先ほど紹介しました。弊社にはcafe.ptengine.jpというPtengineのユーザー同士の交流を深めるコミュニティーサイトがあります。このメインドメインの後ろにも~~.とつく形式をサブドメインと言います。 
 
 
ptengine.jp/blog/というPtengineから有益な情報を発信するブログもあります。こちらのメインドメインの後ろに/blog/とついていますが、このように/~のような形式をサブディレクトリと言います。 
 
 
jpのところはメインドメインの中でも「.」で区切られた最も右側の部分をトップレベルドメインと呼びます。 
 

サブドメインとサブディレクトリについてですが、“サブドメイン”とは本来取得したURLを細分化して全く別のURLとして管理するもので、それに対して“サブディレクトリ”とはひとつのドメインに対して階層を作ってコンテンツを投稿していく通常の運営方法とも言える方法です。同ブランドとしての事業展開を行うにはサブドメインを起用するケースが多いことになります。 

例えば、楽天では以下のような形でサブドメインを使うことで楽天グループ全体ブランドと統一されながら、違う事業ジャンルとして区別を行っています¥。 

 
楽天トラベル:https://travel.rakuten.co.jp/
楽天モバイル:https://mobile.rakuten.co.jp/ 
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/
 

Ptengineの計測で必要なドメイン設定  

さて、Ptengineでサイトのデータ分析や施策の実行を行うためには、計測の設定をする必要があります。その際にドメインを登録してもらうのですが、先ほどまで見てきたようにドメインには様々なタイプが実はあります。どれを適用すればいいのでしょうか? 

Ptengineでは、メインドメイン名を追加するだけで、メインドメイン名の下にあるすべてのサブドメインとサブディレクトリを計測できます。 


1つの計測対象(プロファイルと呼びます)ごとに計測ドメイン数は一つしか設定出来ませんが、複数のメインドメインの計測が必要な場合、FIRSTプランにアップグレードすると、三つのドメインまで計測できます。例えばSubaru社は製品サイトやコーポレートサイトなどをまとめて計測と管理を行っています。 
 

弊社でも全てのサイトを一括管理するため、ドメインを四つ計測しています。 


また、ユーザーがドメインを二つ以上にまたがって移動していく状態のこととをクロスドメインと言います。a.com からb.com へ移動し、b.com でコンバージョンするようなケースがあります。 
 

 よく見られるケースとしては、ECサイトで買い物をするときに商品詳細まではa.comだけど購入フロー、つまりはカートの画面に入ったらb.comつまり別のドメインに移動するようなことがあります。これは ECサイトにおいて、カートに関しては他社のカートサービスを利用しているため起こることが多いです。 

下の図を見てください。LPで資料請求ボタンを押してそこから別ドメインの資料請求申込ページに移動して申込を完了していくステップです。ここで資料請求に成功したユーザーの傾向がLPでどのような興味を持っていたのかを調べたい場合、b.comのドメイン、つまりはコンバージョンを基準にしてLPページのヒートマップなどを見ていくことで正確なユーザー理解ができます。 

このようにドメインをまたいだ分析をしたい場合は、クロスドメイン設定を行う必要があります。 

具体的な設定方法はこちらの記事でご確認できます。 

 まとめ 

いかがでしたでしょうか?😄 
 
ドメインは知識としてきちんと理解しておくと共に、Webマーケティング担当者の方がデータ計測サービスを利用する際に正しく設定をする必要があります。それぞれの定義と、クロスドメインでの設定方法など Ptengineを利用する方々はぜひマスターしてください。 

いかがでしたでしょうか?ぜひシェアをお願いいたします。