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UTMタグ付け :獲得分析とソースベースのパーソナライゼーションの基本

2022年08月02日

この記事は約4分で読めます。

1. UTMについて知ろう

UTMとは

UTMとは、Urchin Tracking Module(後にGoogle analyticsとなる)の略で、最もメジャーなトラッキング手法です。
ランディングページのURLには、以下のようなパラメータ( /? 以降)がつけられていることがあります。

https://www.site.com/?utm_source=facebook&utm_medium=video-ads&utm_campaign=2022-summer-sale

このようなUTMコードでランディングしたユーザーは、「2022-summer-sale」というキャンペーンの「facebook」 「Video Ads(広告)」から入ったユーザーだと認識することが可能です。
異なる流入元ごと(Facebook vs Googleなど)や形態(Email vs CPCなど)ごとにサイト上でどのような行動をしているか、詳細に分析することができます。

広告プラットフォームでパフォーマンスをトラッキングできますが、なぜUTMが必要なのですか?

多く広告プラットフォームは、詳細なレポートを提供しますがUTMを利用することで以下のようなメリットがあります。

  • UTMの一番のメリットはプラットフォームを横断的にトラッキング、分析ができます そして、例えばメディア(facebook、google、linked、instagram、youtube)のパフォーマンスを比較することができます。
  • クリック後のウェブ解析にはUTMが必要 UTMパラメータを付けないと、GoogleアナリティクスやPtengineなどのウェブ解析ツールでは、流入元ごとに傾向を把握することがきません。最近の風潮でもあるユーザーがアプリから訪問した場合、ブラウザトラッキングの制限により、参照元を知ることができません。
  • UTMは、流入元に基づくパーソナライゼーションのトリガーとして使用できます クリック後のウェブ解析と同じように、広告にマッチしているパーソナライズ体験を提供するためには、UTMとトリガーしてパーソナライズ体験を提供することが最も簡単な方法であり、推奨されています。

2. UTMタグの使用方法

5つのタグの使用方法

UTMコードには五つのタグがあります、最初の三つは必須です。

  • Source (utm_source): 
    ソースは、Google、Facebook、Twitter、またはメールEDMなど、訪問者のソースのパラメータ
  • Medium (utm_medium): 
    メール、ソーシャルメディア、広告など、トラフィックの媒体を特定するパラメータ
  • Campaign (utm_campaign): 
    キャンペーンにわかりやすい名前を付けって、例えばニュースレター、スプリングセール、製品発表会など
  • Term (utm_term): 
    ペイパークリック(PPC)広告を掲載している場合、このタグを使用して、どのキーワードで訪問者がサイトにきたことがわかる
  • Content (utm_content): 
    このパラメータを使用して、ページ内のどの要素をクリックしたことが分かります。例えば、footer-cta、header-bannerなど。

PtengineのUTMビルダー

Ptengineを利用すれば簡単にUTMのURLを作成することができます。
UTMビルダーは 設定 > キャンペーン > URL生成ツール

タグ付けされたリンクを使用します

元のURLをUTMタグが付けられたものに変更します。
以下の例はFacebook動画広告とGoogle cpc広告の両方で、2022年のサマーセールのランディングページとして使用する場合。

間違いURL
http://www.site.com/page

✅ Facebook Adsで使用
http://www.site.com/page?utm_souce=facebook&utm_medium=video-ads&utm_campaign=2022-summer-sale

✅ Google Adsで使用
http://www.site.com/page?utm_souce=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=2022-summer-sale

3. UTMパラメーターを使用する上で意識すべきこと

タグの名前付け

  • UTMでは短く簡単な単語、読みやすい言葉を使う
  • タグの命名を統一させる (例えば「email」と「EDM」は実は両方同じ意味ですので、一つにしましょう)
  • すべて小文字または大文字に統一する UTMコードは大文字と小文字を区別するので、小文字または大文字に一致させることを推奨。(”facebook “と “Facebook “)
  • 命名時にスペースを使用せず、スペースの代わりにダッシュやアンダースコアを利用する。 スペースはURLの中では自動的に「%20」変えるので、読み辛くなります。(「video ads」を「video-ads」に)
  • ローマ字と数字のみ使用する ひらがな、カタカナ、漢字などの日本語はエンコード(英数字に変換)されて、扱いづらくなります

管理の場合

  • 使用したUTMをスプレッドシートで管理し、使用した後も探しやすくする
  • タグ付けのルールを事前に構築し、広告プラットフォームやソーシャルメディアにページリンクを貼り付けチームに共有
  • データを確認し、パラメータルールを定期的に見直す

別のパラメータを使用することはできますか?

UTMパラメータを特にお勧めしています。
しかし、他のパラメータを使用し、UTMに切り替えられない場合、Ptengineはパラメーター変換機能があります。
設定 > キャンペーン > パラメーター変換、で設定すれば裏側のパラメータを変更するができます。

4. UTMを利用し、パーソナライズ体験を届けよう!

UTMパラメータを運用開始すると、キャンペーン分析やパーソナライズ体験の構築をすることができます。

キャンペーン分析

Insight > キャンペーンリポート
パラメータごとにパフォーマンスを確認できます、タブを切り替えることで異なるディメンションで見ることができます。

パーソナライズ体験

Experience > 体験を新規作成 > 体験設定 > 対象ユーザー
対象ユーザーセグメントを選択すると、リストにキャンペーンが表示されます。

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